お悩み別コラム
症例紹介
尋常性乾癬・リンパ浮腫の治療[80代 男性]
主訴:尋常性乾癬(30年間症状が一進一退していた) リンパ浮腫
視診:腹部から下肢全体に広がった赤い発疹がみられ、その上に白色の鱗屑がともなってみられた。
触診:下肢に浮腫がみられ、足関節の可動域が過度に狭い。掻痒感は無し。
治療内容と経過
症状に合わせた鍼灸漢方アロマ。腹部から下肢全体にかけて(太衝、中封、陰包、期門、懸鐘、陽陵泉、膝陽関、三陰交、足三里)置鍼。温灸。
また、日常生活の注意点として、入浴時に皮膚に刺激を与えないような洗い方、保湿の重要性などをお話ししました。
写真のように、一か月目から治療後の皮膚の赤みがひいているのを実感され、ご自身でも日常生活でのケアも積極的に取り入れて下さいました。
30年以上ステロイド系の塗り薬を使用していたが、今回お医者様からのお薬も無くなり現在はステロイド系のお薬を塗らずに過ごされております。
以下、治療直後からの経過写真です。
双方の症状改善へ向けての努力が実ったと思います。